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ゆきどまりの記

月・日別2017年03月 1/1

山縣有朋が観た芝居

『山縣公のおもかげ』に、わたしがめちゃくちゃ名文だと思っている、次のような一節があります。「公は稀に芝居を見られた、人情のしんみりしたるものより、振事などのパッとした幕を喜ばれたやうだ。私も晩年數々帝劇などにお供したが、其の中で名和長年が氏族を訓めて勤王を誓ひ、天子を迎へて義旗を擧げるの場面と、高杉晋作が大志を包んで亡命する場面とは、一番身をいれて見られたやうに思ふ。殊に後者の場合は、當時自身關係...

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